外国個人の株式投資が解禁されたインドを見ていきます。


by indian-kabu

インド株式市場、興味のわかない制度改革

Financial Times: Indian stock market:halfhearted reform
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Financial Timesによれば、インドは外国個人の株式投資を解禁したが、投資家が実際にそれにより投資を増やすかどうかは議論の余地があると報じている。何もしないよりは、やった方が良い。インドが外国人投資家に直接株式の投資を解禁したことはそのような言葉に言い表せる。

政府が今回解禁した理由は、現在の投資信託や機関投資家の限られた投資を拡大させるためである。市場の開放、自由化は長期に渡って徐々に行われてきた。しかし、もっと重要な理由は、インドの経常赤字が悪化していることにある。今年度で経常赤字は600億ドル(約4兆6,200億円)に達し、来年度も同程度と見られている。赤字額はGDPの2.9%に及ぶ。5年前赤字は、1%の96億ドルであった。

投資家が今回の解禁でインド株の持高を増やすかどうかは、議論の余地がある。昨年のSensex指数の成績はアジアでも最低であった。インドの多くの大企業は、僅かの割合しか株式を公開していない。大手20社の平均の公開株は44%である。これは、韓国が70%、日本が80%に比較すると少ない。それゆえ、過度の投資資金の流入は株価を歪める可能性がある。

また、投資家は通貨ルピーの下落を懸念している。ルピーはアジアでも最も弱い通貨になっており、8月以来で、対米ドルで17%安となっている。Sensex指数は、昨年は24%の下落で、投資家は今年もインド株について弱気である。

インドの経常収支の赤字を埋め合わせるのは大変である。外国からの投資で埋め合わせできれば理想的である。しかし、政府は先月外国からの直接投資に関する改革に失敗した。
外国人に小売業への参入を解禁する内容であったが野党の反対にあった。(by インド株ドットコム)


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by indian-kabu | 2012-01-04 11:52 | 証券市場