外国個人の株式投資が解禁されたインドを見ていきます。


by indian-kabu

インド経済、転換期にあるか?

Financial Times 紙1/5/2012は、インドのインフレが低下傾向で、2011年の悪化から転換期にあるかどうかが問題になっていると報じている。食料品のインフレが11月半ばから下落している。12/24の週はマイナス3.36%となっている。野菜、イモ、タマネギなどの価格が急落している。

インフレの低下と購買担当者指数(PMI)の好転で、インドは転換期に来ているとも見られているが、世界経済の逆風にさらされ、国内経済の数字も停滞気味でまだまだ長い道のりである。最近のインドのマクロ経済の否定的な点は以下の通りである。

・インフレは二桁台に張り付いている。
・新興国の中でボンベイ証券市況は最悪の成績である。
・外国からの資金流入が細っている。
・通貨ルピーは、2011年でアジアの中で最悪の成績であった。
・GDP成長見込みは、崩れている。
・経常収支、財政収支は赤字が増大している。
・工業生産は収縮している。

2010年3月より13回の利上げを行ったインド中央銀行は、状況は改善しているという。しかし、金利はピークに達しているが、インフレリスクはまだ残っている。ただ、ここ数カ月は、インフレの高騰は収まっているように見えるという。

Macquarieは、インドの対外債務残高を懸念している。5年前には1,520億ドルであったものがGDPの18.1%の3,270億ドル(約25兆円)と2倍以上に膨れ上がっている。インドの外貨準備高は、3,010億ドル(約23兆円)と潤沢であるが、対外債務の95%しかカバーしていない。2008年3月の時点では138%のカバー率であったが。インドにおいては、良いニュースが出てくるまでに、まだまだ時間がかかるという。(by インド株ドットコム)


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by indian-kabu | 2012-01-07 15:36 | 経済